心療内科、精神科、神経内科
初診、脳波検査の予約は
お電話にて承ります
TEL03-3258-0707

心療内科、精神科、神経内科

初診、脳波検査の予約はお電話にて承ります

TEL03-3258-0707

地下鉄千代田線新御茶ノ水駅B3出口徒歩1分、地下鉄新宿線小川町駅A7出口徒歩2分、地下鉄丸の内線淡路町駅A5出口徒歩3分、JR御茶ノ水駅聖橋口徒歩6分

不眠症insomnia

ストレスや緊張、心身の病気などが原因で夜に眠れない事が続き、日常生活に支障をきたす程の心身の不調が生じている状態を「不眠症」といいます。夜遅く迄活動している現代社会では多くの人が不眠症に悩んでおり、成人の30〜40%が何らかの不眠症状を有する事が明らかになっています。不眠が続く状態を放っておくと、更に悪化し悪循環に陥る可能性があるため、適切な治療を行なう事が重要です。

不眠症とは?

不眠症とは、眠りたいという意思があるのにもかかわらず、なかなか寝付けなかったり、眠りが浅く身体的・精神的に不調をきたすもので、睡眠障害ともいいます、

不眠症の症状は、主に「入眠障害」、「中途覚醒」、「早朝覚醒」、「熟眠障害」の4つに分類されます。これらの症状により、日中の倦怠感や意欲の低下、集中力の低下など、日常生活に支障をきたす様な心身の不調が現れます。不眠症は、ストレス、心身の病気や薬の副作用、生活リズムの乱れ、不適切な睡眠環境などが原因となり、原因に応じて適切に対処する必要があります。

以下にあてはまる方は不眠症の可能性があります

以下の様な症状にあてはまる方は、不眠症の可能性があります。

  • ベッドや布団に入っても、なかなか寝つく事が出来ない
  • ストレスや悩みがあり、眠れない
  • 眠りが浅く、途中で何度も目が覚めてしまう
  • 早朝に目が覚め、再び眠ることが難しい
  • ある程度の時間寝ているにもかかわらず、朝起きたときに休養が取れた感じがしない
  • 不眠によって日中の気分が憂うつである、気力や活力が低下している
  • 不眠によって仕事の効率や生活の質が低下している

不眠症の対処法

不眠症を改善するには、不適切な睡眠環境や生活リズムの乱れを見直す事などが重要です。不眠症を改善するには、次の様な方法や治療があります。

睡眠環境を整える

寝室の温度や湿度、明るさなどを整え、眠りやすい環境を作る様に心がける事が必要です。睡眠に適した温度は20℃前後、湿度は約40〜70%、明るさは約100〜200ルクスといわれています。寝具が合わない事が睡眠に影響している可能性もあるため、自分に合った寝具を選ぶ事も大切です。

生活習慣やリズムを見直す

不適切な生活リズムは体内時計が乱れる原因となり、不眠につながります。体内時計の調整のために午前中の日光浴を行ない、休日の寝だめや過度な昼寝を避け、なるべく毎日同じ時刻に起床・就寝する事を心がけます。適度な運動は、程良い肉体的疲労につながり、眠りを生み出すきっかけになります。

医療機関で治療を行なう

不眠症の治療は、睡眠導入剤や精神安定剤などによる薬物療法が行われます。不眠症が心身の病気によって生じている場合などは、原因となっている病気に対する適切な治療が重要です。単なる不眠と思わずに、早目に専門の医療機関に相談する事をお勧めします。

不眠症の治療によるメリット

不眠症の治療には、以下の様なメリットがあります。

  • 自分に合った適切な治療プランを提案してもらえる
  • 不眠症の原因がわかり、不眠症を予防・改善する事が出来る
  • 不眠症に対する自己管理の改善・対処法が分かる
  • 快適な睡眠を得られる様になり、しっかり心身を休める事が出来る
  • 睡眠に関する正しい知識を得る事が出来る
  • 不眠症による合併症を予防出来る
  • 隠れた心身の病気がある場合、その病気を発見、治療する事が出来る

当院の不眠症治療の流れ

当院での不眠症治療は、次の様な流れで実施されます。

1 問診 問診で患者様の症状やライフスタイルや環境などについて詳しく話をお伺いし、不眠症を診断します。
2 治療プランの提案・説明 診断結果に基づき、患者様の不眠症のタイプに合った治療プランを提案し、詳しく御説明します。
3 治療 生活習慣の見直しに必要な助言や指導と共に、不眠症の症状に応じた適切な治療(薬物治療、カウンセリング、認知行動療法など)を行ないます。
4 治療後 治療により症状の改善がみられた後も、再発を防ぐ為のフォローアップを行います。睡眠に関わる生活習慣のアドバイスも引き続き行ないます。

治療により症状の改善がみられた後も、再発を防ぐ為のフォローアップを行います。睡眠に関わる生活習慣のアドバイスも引き続き行ないます。